Young Consulting Project

ケース2 (中学2年生, 2014.1)

クライエントの方

- Young Consultingを利用し、あなたはこの半年間でどのように変化しましたか?

Young Consulting Projectを利用し、自分の中で大きく変わった事が三つあります。一つ目は、勉強の重要性が良く分かるようになったことです。Young Consultingを利用する前は、学校の授業について興味も関心もなく、「将来何の役に立つのだろう」と思っていましたが、コンサルタントの方と会話をすることを通じて、学校の授業の大切さや良い勉強の仕方が少しずつ見えてくるようになり、将来のために勉強は大事なことだと思うようになりました。二つ目は、自分のことを客観視できるようになったことです。前までは自分に過信しているところがありましたが、様々な助言や他の学生の方のお話などを聞いて、ありのままの自分を見つめられるようになりました。三つ目は、結果を出そうとする理由が変わってきたことです。前までは何事にも結果にこだわり、ひたすら周りの人と比べていましたが、Young Consultingを利用し、どのような自分になりたいのかへ意識が向くようになりました。自分なりの基準を少しずつ見つけることができており、少し前より大人になった気がします。

- あなたの将来の目標について教えてください。

自分の将来の夢は幸せな家庭を築くことです。もし将来子供ができたら、最大限良い思いをさせてあげたいです。そのためには、自分に合う成長環境で、もっと成長しなければなりません。コンサルタントの方とお話することで、行きたいと思える大学を見つけることができました。その大学に合格し、一社会人としていっぱい活躍できるようになりたいです。でも、その大学に行くにはそれなりに良い高校に行かなければならないと思います。今の自分は成績も頭の良さもクラスの中で低いほうです。そんな自分が良い高校に行ける可能性は本当に低いです。その可能性を少しでも上げるために大事なこと、それは努力だと思います。自分は一気に頑張ろうとするとすぐにあきらめてしまう性格なので、少しずつ少しずつ自分のペースで努力していきたいと思います。

保護者の方

- Young Consultingを利用するメリットはどんなものがあると感じますか?

第一に、学習面において、勉強が暗記、詰め込みではなく、永続的な価値がある真の学習であると思います。中学での学習事項を押さえつつ、そのままの積み重ねが、より高等な数学へとつながっていくように思います。ですので、例えば、数学検定やSAT、GMATを受けることになっても通用する実力が養えると思います。第二に、精神面において、子どもの状況に合わせた支援をしてくださいます。体調や精神状態を配慮し、内容を調整して下さるため、無理なく進めていただけ、子どもが勉強嫌いになることがありません。第三に、長期的展望を持ち、それを必要に応じて、子どもに示していただけます。そのことで、子どもは、目先のことを意味が分からないまま取り組むのではなく、何のための学習かを見通すことができるので、サステイナブルな学習意欲につながると思います。

コンサルタントのコメント

クライエントはYoung Consulting利用当時、勉強をひどく嫌っており、家庭学習は全く見受けられなかった。現在では、様々なことについてざっくばらんに会話を重ねるうちに、勉強する必要性、学校へ通うことおよび自ら改善・成長しようとする重要性を十分に見出だせるようになった。保護者によると、以前に比べとても精神的な健康・落ち着きを取り戻してきている。さらに、不安定ながらも、時折家庭学習を自発的にするようになった。もしも強く安定したモチベーションを保つことができるようになったとすれば、クライエントの努力はさらなる学力の向上につながるであろう。多少、学問の深さ、楽しさを見つけつつあるが、そこを更に後押しできるよう、私自身もより一層の工夫を施す必要がある。

マネジメント・ストラテジスト 星出直柔

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